MATCH REPORTS試合レポート
2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN 第3戦
- 開催日時
- 2022年10月29日（土） 1時03分
- 対戦相手
- 堺ブレイザーズ
- 場所
- ウィングアリーナ刈谷
-
ジェイテクトSTINGS0
-
3
堺ブレイザーズ
- 第1セット
- 24 26
- 第2セット
- 17 25
- 第3セット
- 22 25
- 第4セット
- 第5セット
メンバー
スターティングメンバー
ジェイテクトSTINGS
3 陳 龍海
8 柳田 将洋
9 村山 豪
10 ティネ・ウルナウト
12 関田 誠大
14 西田 有志
L
17 本間 隆太
堺ブレイザーズ
01 松本 慶彦
04 高野 直哉
07 出耒田 敬
09 迫田 郭志
13 シャロン・バーノンエバンズ
17 深津 旭弘
L
20 山本 智大
サブメンバー
1 藤中 優斗
2 金丸 晃大
4 福山 汰一
6 河東 祐大
11 袴谷 亮介
20 都築 仁
L
21 高橋 和幸
02 樋口 裕希
05 堀江 友裕
11 重留 日向
14 山口 頌平
18 梅本 鈴太郎
22 赤星 伸城
23 鵜野 幸也
ジェイテクトSTINGS
3 陳 龍海
8 柳田 将洋
9 村山 豪
10 ティネ・ウルナウト
12 関田 誠大
14 西田 有志
L
17 本間 隆太
堺ブレイザーズ
01 松本 慶彦
04 高野 直哉
07 出耒田 敬
09 迫田 郭志
13 シャロン・バーノンエバンズ
17 深津 旭弘
L
20 山本 智大
1 藤中 優斗
2 金丸 晃大
4 福山 汰一
6 河東 祐大
11 袴谷 亮介
20 都築 仁
L
21 高橋 和幸
02 樋口 裕希
05 堀江 友裕
11 重留 日向
14 山口 頌平
18 梅本 鈴太郎
22 赤星 伸城
23 鵜野 幸也
Coach Interview
Player's Comment
都築仁
――途中出場でしたが、何を心がけてコートに入りましたか？
僕が出るのはチームが苦しい状況のときで、チームの雰囲気をガラッと変えるようなプレーが求められます。プレーにしろ、立居振る舞いにしろ、チームの雰囲気を変えることができればと思ってコートに入りました。
――オポジットでの出場が続いています。
練習ではアウトサイドヒッターとオポジットを五分五分くらいでやらせてもらっています。完全にオポジットに転向したわけではありません。決して器用ではありませんが、どちらもできるようになってチームに貢献していきたい。今はオポジットで出場しているので、持ち味でもある攻撃力でチームのプラスになれたらと思っています。
――明日の試合に向けて意気込みをお願いします。
どういう形で起用されるかわかりませんが、与えられた役割をしっかりこなせるようにしたいと思っています。まずは勝ちたいですね。先週も勝ったときはすごくうれしかった。今はチームで勝つということ、個人としては自分にできることを精一杯やりたいです。
高橋和幸
――1年目のシーズンがはじまりました。今のチーム状況をどう見ていますか？
ディグリベロで入っていても、チームがまだ固まっていないと感じます。ハマれば強いのは間違いないので、どうやってそこまで持っていくかを一人ひとりが考えることが大事。そうすれば絶対に勝てるので、まずは自分のことをしっかりやりたいと思っています。
――何が課題だと思いますか？
大前提として、3本目に持っていくためには、1本目と2本目が大事になってきます。そこはしっかりやっていくのですが、最後の決定力がコンビネーション的にもまだ合っていないように感じます。
――その中で高橋選手自身の役割は？
スパイカーに「打っていこう！」と話したり、勇気づけるような声がけ――、「ここが空いてる」とか「攻めよう！」という声がけをしっかりやっていきたいと思います。
――今シーズン初のホームゲームの雰囲気はいかがでしたか？
入場のときの雰囲気がよくて、まるで海外にいるようでとても楽しかったです。とにかく切り替えが大事なので、みんなで勝利に向かって頑張ります。
ゲームレポート
今シーズン初のホームゲームも、堺にストレートで敗戦
掛け値なしの名プレーヤーだ。柳田の調子がいい。第1セット、セッター関田の最初の選択肢は、その柳田だった。相手のブロックを弾き飛ばして先制点を奪うと、サーブで相手の守備を崩してブレイク。幸先のいいスタートを切った。
「夏場はしっかりと体を作ってきました。怪我なくできているのも、（コンディションがいい）大きな要因だと思います」と柳田。序盤で4連続失点を喫したものの、試合の入り方は悪くない。リベロの本間を軸にレセプションは安定していたし、関田の選択も理にかなったものだった。4−7の場面では粘り強くボールをつなぎ、西田の強烈なスパイクでラリーを制している。
圧巻はテクニカルタイムアウト明けの11−12からだ。西田の強打で相手のミスを誘うと、ウルナウトが堺ブレイザーズのバーノンをシャットアウト。さらにネット際で勝負強さを見せ、14−12とリードを広げた。
要所で柳田がスパイクを決めて、相手に傾きかけていた流れを断ち切った。ウルナウトのサーブからはじまったラリーでは、ディグリベロに入った高橋が声とプレーでチームを鼓舞。16−15と再びリードを奪っている。ウルナウトのフェイクセットがダブルコンタクトの反則を取られる場面はあったものの、全員が高い集中力を発揮していた。
明暗を分けたのはレセプションだ。20−20の場面で堺の迫田にサービスエースを決められて失点。さらに、22−23の場面では、堺のバーノンにノータッチエースを決められる。村山のブロックでデュースに持ち込んだが、最後は柳田が返したボールが堺のブロックに跳ね返された。
悪い流れを引きずったまま第2セットがスタート。ベンチの動きは早かった。1−5となったところでセッターを関田から河東にスイッチ。5−11と差が開き、西田に代えて都築をオポジットに投入する。ウルナウトに代わって藤中もコートに入った。
若い力が雰囲気を変えたのは、明るい材料だ。都築は強打を次々とたたき込んで、チームに勢いを生み出した。「点差が開いている状況でコートに入ったので、背負うものがないというか、いい形で力が抜けた状態で入ることができました」と都築。高さを生かした攻撃で、堺に少なからず脅威を与えることができた。
第3セットも都築がそのままオポジットに入った。陳のクイックで先制。都築のスパイクも相変わらず冴えていた。コートに戻ってきた関田はクイックを絡めながら攻撃を組み立てて5連続得点。村山、ウルナウトのブロックが機能し、柳田もサーブで相手の守備を揺さぶった。陳のブロックで、最大4点のリードを奪っている。
16−15の場面では、柳田の好レシーブでつないだボールを、関田が精度の高いハイボールをアンダーで上げ、それをウルナウトがたたき込んでいる。このセットのハイライトだった。しかし、19−17から4連続失点。都築のスパイクが止められ、ウルナウトのバックアタックはネットにかかった。
流れを取り戻せずストレート負け。悔しいが、課題ははっきりしている。下を向く選手はいない。「（勝つためのポイントは）サイドアウトとサーブで攻めること」とファジャーニ監督は言った。失った白星は、明日のゲーム2で取り戻す。
ゲームレコード
アタック決定本数
11 points
20 都築 仁
9 points
8 柳田 将洋
5 points
10 ティネ・ウルナウト
アタック決定率
61.1 %
20 都築 仁
50.0 %
3 陳 龍海
34.6 %
8 柳田 将洋
ブロック決定本数
3 本
9 村山 豪
2 本
3 陳 龍海
2 本
10 ティネ・ウルナウト
サービスエース
1 本
14 西田 有志
フェデリコ・ファジャーニ監督
――第1セットはいい入り方ができました。
サイドアウトだけを考えたら、いいプレーはできていたと思います。ただし、簡単にボールが落ちる場面があったし、Aパスが返ってもスパイクが決まらないこともあった。アタックが決まらなかったことが敗因だと思います。
――柳田選手のパフォーマンスが安定していました。
彼はいつも安定したプレーを見せてくれます。常に高いレベルでプレーしているし、取り組む姿勢に関してもすごくよかったと思います。
――チーム全体のコンディションをどう上げていきますか？
練習を重ねることです。今日より100倍いいプレーができることを、選手には信じてほしい。また、劣勢の場面では、チームが一つになって戦わなければいけません。
――今シーズン初のホームゲームの雰囲気はいかがでしたか？
とてもいい雰囲気の中でプレーすることができました。ほぼ満員の状態でプレーできたことをうれしく思います。明日も大事な試合があるので、たくさんの方に足を運んでいただきたいと思います。