MATCH REPORTS試合レポート

2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN 第13戦

開催日時
2022年12月 3日(土) 1時00分
対戦相手
VC長野トライデンツ
場所
鳴門・大塚スポーツパーク アミノバリューホール
  • 3

  • 0

第1セット
25 21
第2セット
25 19
第3セット
25 14
第4セット
第5セット

メンバー

スターティングメンバー

ジェイテクトSTINGS

3 陳 龍海

8 柳田 将洋

9 村山 豪

10 ティネ・ウルナウト

12 関田 誠大

14 西田 有志

L

17 本間 隆太

VC長野トライデンツ

4 中野 竜

5 下川 諒

8 カルロス・アルベルト・アラウジョ

9 池田 幸太

16 森崎 健史

19 三輪 大将

L

12 備 一真

サブメンバー

1 藤中 優斗

4 福山 汰一

6 河東 祐大

7 柳澤 広平

11 袴谷 亮介

18 道井 淳平

L

21 高橋 和幸

3 池田 颯太

6 伊藤 樹

13 椿 芽久

14 矢貫 龍馬

15 波佐間 泰平

17 中村 啓人

20 ドニ・ハリョーノ

Coach  Interview

フェデリコ・ファジャーニ監督

――西田選手がスタートからコートに入りました。

ほぼ全員がそろった状態でプレーできているので、ポジティブに考えています。特に雰囲気がよくなっていると感じます。プレーに関しては、ここから少しずつチーム力を上げていけると思っています。

 

――今日の試合は、一人ひとりが役割を果たしていました。

選手たちにも話しましたが、これからは途中からコートに入る選手の力も必要になってきます。そういう意味でも、今日は選手たちがしっかりと自分たちの役割を果たしてくれました。

 

――やりたい試合ができましたか?

特にサーブが機能していて、相手のパスの返球率を下げていました。ただ、ブロックはもう少し改善しなければいけません。もっとタッチが取れたと思うし、ブロックとディグの関係もよくなるはず。相手を軽く見ることなく、明日も全力で戦います。

Player's  Comment

袴谷亮介

――試合を振り返って。

3−0ということで、見ている方にとってもいい雰囲気で勝ち切ることができました。それぞれがそれぞれのポジションでいいプレーができたと思います。

 

――リリーフサーバーで入ってサービスエースも取りました。

サーブに関しては、練習でやってきた通り打つだけです。今日もいつもやっているように打ちました。

 

――最後はスパイクも決めています。

点差もありましたが、非常に雰囲気がよく、僕らも気持ちよくプレーすることができました。

 

――勢いに乗れそうですか?

今日の勝利がこれからにつながると思うので、まずは明日も勝って、連勝したいと思います。個人的には、コートの中に入ってプレーするのが難しいと改めて感じたし、その中で少ないプレー時間でも活躍できるようにしていきたいと思います。

関田誠大

――試合を振り返って。

今週は年内最後のリーグ戦ということで、何としても勝ちたいという思いがありました。結果として勝つことができてよかったです。この1週間、しっかりとコミュニケーションを取って、まずは自分たちで準備をしていくことを頭に入れて臨みました。

 

――久しぶりに西田選手がスタートから入りました。トスワークの面で心がけていたことは?

彼は非常に攻撃力がある選手で、僕自身、とても楽しくプレーできました。彼もいい感じでスパイクを打っていたのでよかったです。また、他のアタッカーもコンディションがよく、リズムよくプレーすることができました。

 

――今日の勝利がいいきっかけになりそうですか?

いつそういうきっかけができるかわからないので、いつも準備してプレーしています。もちろん明日も勝って連勝したいし、その次は天皇杯もある。まずはしっかりと自分たちの攻めのバレーができるように頑張ります。

ゲームレポート

一人ひとりが役割を果たし、VC長野にストレートで快勝!

ただの1勝ではない。守るべき選手が守り、攻めるべき選手が攻め、声を出すべき選手が声を出した。一人ひとりが自分に与えられた役割を果たし、全員でつかんだ価値ある勝利だ。試合後の本間の言葉がそのことを物語っていた。

「今シーズンがはじまり、チームとしてもがき苦しんでいた中で、一つのキーになる試合になりました。点差ほど楽に勝てたわけではありませんが、チームとして勝ち取った1勝だと思います」

口火を切ったのが、1029日堺戦以来のスタメンに入った西田だ。柳田からの柔らかいハイボールを、ネット際でうまく押し込んだ。これで勢いをつかんだ。躍動感のあるスパイクで再び得点を奪う。セッター関田のトスワークも冴え渡っていた。ウルナウトが高い打点から強打を放ち、村山のクイックも機能。要所で柳田が高いスキルを駆使して得点を重ねていった。陳のクイックも高さがあった。

リベロの本間を軸に、レセプションも安定していた。ディグリベロに入った高橋も声でゲームをコントロールしていた。1411から3連続得点。柳田がリバウンドを取ってボールをつなぎ、最後は村山のクイックでフィニッシュ。全員の意思が一つになっていた。ウルナウトがサーブで相手を崩し、高橋が好レシーブでつないだボールを西田がバックアタックで得点。勝負を決定づけたのは、リリーフで入った袴谷のサーブだ。相手コートの奥に突き刺さってノータッチエース。これで2218とリードを広げると、4点差で第1セットを先取した。

2セットを制すと、続く第3セットも序盤から走った。陳のサービスエースでブレイク。ウルナウトが相手コートの空いたスペースにうまくボールを落とした。西田のバックアタックにも力がある。村山のサービスエースで84となったところで、VC長野トライデンツが1回目のタイムアウトを要求した。

さらに85から怒涛の7連続得点。関田が体をめいっぱい伸ばして片手でトスを上げると、それを西田がバックライトからたたき込んだ。柳田がレフトから奥に打ち込んで12点目。ブロックでプレッシャーをかけて、相手のミスを誘った。陳がVC長野の森崎をシャットアウト。完全に流れをつかむと、その後の試合運びも落ち着いていた。柳田に代えて藤中を投入。袴谷、河東もコートに送り出した。チームは最後まで集中力を切らさない。藤中が決めてマッチポイント。このセットを2514と圧倒し、ストレート勝ちを収めた。

久しぶりに全員がそろった集合写真になった。一人ひとりが役割を果たしたことについて、主将の本間は「僕を含め全員がそれを体現しようとした結果です。このリーグを戦う上で一番大事なことだと思っているので、そういう意味でもいい試合になりました」と話した。いい形で徳島でのゲーム1を終えた。この勢いを維持して明日のゲーム2に臨み、今シーズン初の連勝をつかみ取りたい。

ゲームレコード

アタック決定本数

13 points

10 ティネ・ウルナウト

10 points

14 西田 有志

7 points

8 柳田 将洋

アタック決定率

72.2 %

10 ティネ・ウルナウト

71.4 %

3 陳 龍海

58.8 %

14 西田 有志

ブロック決定本数

2

3 陳 龍海

2

9 村山 豪

1

8 柳田 将洋

サービスエース

2

8 柳田 将洋

2

9 村山 豪

1

3 陳 龍海

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