MATCH REPORTS試合レポート

2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN 第2戦

開催日時
2022年10月23日(日) 1時00分
対戦相手
ウルフドッグス名古屋
場所
エントリオ (豊田合成記念体育館)
  • 0

  • 3

第1セット
23 25
第2セット
21 25
第3セット
22 25
第4セット
第5セット

メンバー

スターティングメンバー

ウルフドッグス名古屋

バルトシュ・クレク

王 東宸

高梨 健太

傳田 亮太

永露 元稀

山崎 彰都

小川 智大

ジェイテクトSTINGS

3 陳 龍海

8 柳田 将洋

9 村山 豪

10 ティネ・ウルナウト

12 関田 誠大

14 西田 有志

17 本間 隆太

サブメンバー

山田 脩造

前田 一誠

近 裕崇

椿山 竜介

中野 倭

市川 健太

勝岡 将斗

1 藤中 優斗

2 金丸 晃大

4 福山 汰一

6 河東 祐大

11 袴谷 亮介

20 都築 仁

21 高橋 和幸

Coach  Interview

フェデリコ・ファジャーニ監督

――試合を振り返って。

とてもうれしく思います。選手は懸命にプレーし、チームとして戦うことができました。ただし、リーグ戦はまだ続くし、課題はたくさんある。それらを克服するために、一生懸命練習に取り組んでいきたいと思います。

 

――ウルナウト選手のパフォーマンスが高かった。

まだセッターとコンビを合わせていかなければいけないし、日本の生活にも慣れなければいけません。それでも、今日はいいパフォーマンスを見せてくれました。特に攻撃に関しては、これからどんどん伸びていくでしょう。

 

――たくさんのファンが会場を埋め尽くしました。

どちらのチームのファンであっても、たくさんの方が会場に足を運んでくださったことがうれしいです。制限がなくなり、多くのファンが会場に来てくれるのはとてもポジティブなこと。ジェイテクトSTINGSのファンの声援はチームの力になっているので、これからも応援していただきたいと思います。

Player's  Comment

ティネ・ウルナウト

――サーブが機能していました。

昨日よりもいいサーブが打てたと思います。今日はいろいろなコースを狙って打ちました。ただし、チームには私だけでなく、他にもビッグサーバーがたくさんいます。彼らも素晴らしいサーブを打ってくれました。これからも、サーブはチームにとって、一つの武器になるでしょう。

 

――第1セットにサービスエースを取って、攻撃も少し楽になったのでは?

そうですね。確かに攻撃にもいい影響がありました。とにかくサービスエースでチームを助けることができたことをうれしく思います。攻撃に関しては、関田選手とのコンビがまだ合っていませんが、コミュニケーションを取りながら修正していきたいと思います。

 

――レセプションで心がけていることは?

レセプションだけでなく、ブロックなど他のスキルでもコンビネーションを詰めていきたいと思っています。特にレセプションに関しては、練習や試合で一緒にプレーすることで、うまく連携が取れるようになります。ただ、我々は今季から多くのメンバーが代わったので、システムが機能するにはもう少し時間が必要だと思います。

関田誠大

――試合を振り返って。

昨日は負けてしまい、悔しい思いをしました。今日は勝つことができてホッとしています。「勝ちにいく」という気持ちをもっと前面に出してプレーしようと決めていました。

 

――コンビを合わせるために意識していることは?

攻撃力のある選手が多いので、それぞれの選手が打ちやすいトスを上げることを、まずは心がけています。

 

――たくさんのファンが会場を訪れました。

すごくうれしく思います。来週のホームゲームもたくさんの方に見に来てもらって、その中で熱い試合をやりたいですね。トスなどのプレーはもちろんですが、試合前からコートに入ってアップをしているので、そういうところから見てほしいと思います。

 

――来週のホームゲームに向けて意気込みをお願いします。

堺ブレイザーズさんは非常に強いので、僕たちもしっかり準備して勝ちにいきます。

ゲームレポート

WD名古屋にリベンジを果たし、今シーズン初勝利を奪う!

ボールがつながればどよめきが起こる。ド派手なスパイクが決まれば、自然発生的に歓声が湧き上がった。これほどワクワクしたゲームはいつ以来だろう。大げさではなく、会場の息遣いが聞こえてきた。ウルフドッグス名古屋とのゲーム2は、文字通りファンと選手が一体になった一戦だった。

 前日の敗戦を払拭するかのように、序盤から高いパフォーマンスを発揮した。ゲーム1と明らかに違ったのは、ブレイクポイントが奪えていたことだ。ブロックでワンタッチを取り、つないだボールを柳田、西田が得点につなげた。98の場面では西田がWD名古屋のクレクをシャットアウト。ウルナウトがフェイントを相手コートにぽとりと落として108とリードを奪った。

 好調だったのがウルナウトだ。精度の高いサーブでリズムをつかんだ。1211の場面ではサービースエースを獲得。相手に傾きかけていた嫌な流れを断ち切った。それだけではない。ラリーになれば、1本目を触った関田に代わって正確なトスで得点を演出。「昨日に比べてプレーの質が高く、それが勝利につながった」と話すように、攻守にわたってチームの歯車になった。

 セット終盤は、柳田が調子を上げてきた。相手のブロックを見て、硬軟織り交ぜたスパイクを次々に決めていく。ディグリベロに入った高橋も驚異的な反応で難しいボールを上げ続けた。第1セットは、まさにシナリオ通りの展開だったと言えよう。

 互いの力を認め合い、両者の意地と意地が激しく交錯する。第2セットも3点をリードしてテクニカルタイムアウトを迎えた。西田が吠えた。高橋のファインプレーから柳田がバックアタックを決めた。このセットの勝負を決めたのは、やはりウルナウトのサーブだった。1817でサーブが回ってくると、そこから4連続得点。そのうちの2点をウルナウトのサービスエースで奪った。「ミスが少なく、サーブで相手にプレッシャーをかけることができた」とファジャーニ監督。ここで得たリードを守りきり、2セット連取で勝利に王手をかけた。

 一人ひとりが役割を果たせば、チームとしてのまとまりが生まれる。西田は「チームとして組織で戦えたことが勝因」と言った。第3セットも、ウルナウトのサービスエースで勢いをつかんだ。ベンチの動きも早かった。リードしながらも、119と失点を重ねたところでタイムアウトを要求。柳田が決めて嫌な流れを断ち切った。スタメンで入ったミドルブロッカーの陳も、安定したプレーでチームを支えた。ウルナウトのスパイクでマッチポイント。村山がクイックを決めると、初勝利を祝う歓喜の輪がコートに広がった。

 アップダウンの激しい週末だったが、リーグ戦はまだはじまったばかり。それでも、ポジティブな印象が強いのは、選手がイキイキとプレーしていたからだ。柳田は試合後、「早い段階で結果を出せたことで、自信につなげられた」と言った。ここからチームを構築し、ファイナルが行われる4月まで突っ走っていく。

ゲームレコード

アタック決定本数

13 points

14 西田 有志

11 points

8 柳田 将洋

10 points

10 ティネ・ウルナウト

アタック決定率

50.0 %

9 村山 豪

45.5 %

10 ティネ・ウルナウト

44.8 %

14 西田 有志

ブロック決定本数

3

14 西田 有志

2

9 村山 豪

1

3 陳 龍海

サービスエース

4

10 ティネ・ウルナウト

1

8 柳田 将洋

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