MATCH REPORTS試合レポート

2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN 第1戦

開催日時
2022年10月22日(土) 1時05分
対戦相手
ウルフドッグス名古屋
場所
エントリオ (豊田合成記念体育館)
  • 3

  • 0

第1セット
27 25
第2セット
25 18
第3セット
25 19
第4セット
第5セット

メンバー

スターティングメンバー

ウルフドッグス名古屋

バルトシュ・クレク

王 東宸

高梨 健太

傳田 亮太

永露 元稀

山崎 彰都

小川 智大

ジェイテクトSTINGS

4 福山 汰一

8 柳田 将洋

9 村山 豪

10 ティネ・ウルナウト

12 関田 誠大

14 西田 有志

17 本間 隆太

サブメンバー

山田 脩造

前田 一誠

近 裕崇

椿山 竜介

中野 倭

市川 健太

勝岡 将斗

1 藤中 優斗

2 金丸 晃大

3 陳 龍海

6 河東 祐大

11 袴谷 亮介

20 都築 仁

21 高橋 和幸

Coach  Interview

フェデリコ・ファジャーニ監督

――試合を振り返って。

開幕戦ということで、このメンバーで戦う公式戦は初めてです。まだまだチームとして改善の余地はあります。まずはWD名古屋さんのいいプレーをたたえたい。相手が勝利に値していました。

 

――これからどういうところを伸ばしていきたいか。

ポイントはコミュニケーションだと思っています。コミュニケーションはすべてのスキルにおいて必要なもの。技術や戦術よりも、チームとしてしっかりコミュニケーションを取れるようになることが重要です。

 

――現在のコンディションはどれくらいでしょうか。

スタメンに入ったメンバーのほとんどが夏場にナショナルチームでの試合を経験しており、チームに戻ってからもあまりリカバリーができませんでした。少しずつコンディションを上げていくことがチームの目標であり、そこを改善していけばプレーにもいい影響が出てくると思っています。

Player's  Comment

柳田将洋

――試合を振り返って。

0−3で開幕戦を終えましたが、今は自分たちのプレーを確認しながらチームを作り上げている段階です。今日の結果をしっかり受け止め、僕は僕自身のプレーや他の選手との連携を見直し、明日はさらにいいバレーができたらと思います。

 

――WD名古屋の印象は?

今日に関しては、特に僕が打ったサーブがリベロの小川選手に集まってしまいました。彼にうまくさばかれてしまい、相手にいい展開を作らせてしまった。僕自身がターゲットを狭められなかったこともありますが、彼があまり崩れませんでした。その意味では、小川選手のファーストタッチの手強さを改めて感じた試合になりました。

 

――今シーズンの意気込みを。

どういう状況でもたくさんのファンの方に注目していただけるのは、僕たち選手としてはうれしいことです。その分、しっかりとプレーで表現して、お客さんが興奮するようなプレーを見せていきたい。これから長いシーズンが続く中で、いよいよ始まったという思いもあります。今日は負けてしまいましたが、改めて気を引き締めて、怪我なくシーズンを終えたいと思います。

西田有志

――試合を振り返って。

0−3で負けてしまいましたが、まだ始まったばかりです。確かに勝敗は重要ですが、現段階でのチームの完成度を考えれば、まだまだ先に備えている部分は多い。明日はよりよくなっていると思うし、選手同士でしゃべる機会も増えています。チームがうまく回るように、全員がそれに徹するだけだと思います。

 

――2シーズンぶりにVリーグを経験して。

多くの方にバレーボールを見に来てもらったというところはすごく感謝しています。自分たちが勝っていたらもっといいものになっていたかもしれないけど、より勝利に近づけるようにチームの完成度を上げていくだけだと思っています。

 

――今シーズンの意気込みを。

今日は負けましたが、正直、自分の中でワクワクしているものがいっぱいあります。この負けをどう次につなげるかも大事。このチームがどう化けていくかも楽しみです。現段階でチームの完成度は10パーセントくらい。強いて言うなら、自分のパフォーマンスをもっと上げられるようにすることが今の目標です。

ゲームレポート

2022-23シーズン開幕!WD名古屋との愛知ダービーはストレートで敗れる

2022-23シーズンはウルフドッグス名古屋との愛知ダービーでスタート。会場となったエントリオ(豊田合成記念体育館)には2500人が詰めかけ、開幕ムードを大いに盛り上げた。ジェイテクトSTINGSのスタメンには、新たに加わった柳田、関田、ウルナウトが入った。オポジットは復帰した西田だ。センター線は福山と村山が対角を組み、キャプテンのリベロ本間がチームを支えた。

試合の入り方は悪くなかった。セッター関田のファーストチョイスはウルナウト。これをしっかり決めて先制点を奪う。確実にサイドアウトを切り、一時は97とリードを広げた。明暗を分けたのはサーブだ。サーブの失点がWD名古屋の「7」に対して、ジェイテクトSTINGSは「16」。ブレイクポイントが奪えず、ゲームのリズムをつかむことができなかった。

それでも光はあった。第1セット、1213の場面、リベロの本間がアンダーで上げたハイボールを西田が決めきった。3枚ブロックの脇を抜く鮮やかなスパイクだった。1314の場面では、関田が乱れたパスを難しい体勢からレフトの柳田に上げきった。終盤に入ると西田がエンジン全開。2527で第1セットを落としたが、新戦力は間違いなくチームに新しい風を吹き込んでいた。

だが、西田の調子が上がらない。確かに、腕は振れていた。ジャンプ力を生み出す膝の弾力も十分にあった。その証拠に、第2セットに入ってもパンチ力のあるスパイクを次々と決めている。だが、試合を通して決定率は37.5パーセント。それでも、西田は「次に強くなるためのステップ」と前を向いた。長いシーズンの初戦と考えれば、その言葉に不安はない。

ブロックによる得点も両者の差になってあらわれた。WD名古屋の「14」に対して、ジェイテクトSTINGSは「5」。ファジャーニ監督は試合後、「ブロックタッチもWD名古屋の方が多かった。試合を通して、ポジティブタッチが40本くらいあったと思います。逆に我々は20本しかなかった。特にAパスが返ってもスパイクが決まらない展開が続いたので、それも敗因だったと思います」と振り返っている。

3セットも序盤で先行を許した。柳田が気を吐くが、なかなか連続得点が奪えない。最後は西田に代えて都築を投入。黒鷲旗でブレイクしたオポジットの活躍はあったが、序盤に開いた点差を覆すことはできなかった。

開幕戦の敗戦は決して軽くない。しかし、やるべきことははっきりしている。まずは明日のゲーム2で、しっかりとリベンジを果たすこと。このままでは終わらない。

ゲームレコード

アタック決定本数

12 points

8 柳田 将洋

9 points

14 西田 有志

7 points

9 村山 豪

アタック決定率

58.3 %

9 村山 豪

44.4 %

8 柳田 将洋

40.0 %

4 福山 汰一

ブロック決定本数

1

4 福山 汰一

1

8 柳田 将洋

1

9 村山 豪

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