MATCH REPORTS試合レポート
2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN 第21戦
- 開催日時
- 2023年1月28日（土） 4時05分
- 対戦相手
- 東レアローズ
- 場所
- ウィングアリーナ刈谷
-
ジェイテクトSTINGS0
-
3
東レアローズ
- 第1セット
- 23 25
- 第2セット
- 18 25
- 第3セット
- 21 25
- 第4セット
- 第5セット
メンバー
スターティングメンバー
ジェイテクトSTINGS
4 福山 汰一
6 河東 祐大
7 柳澤 広平
9 村山 豪
10 ティネ・ウルナウト
14 西田 有志
L
21 高橋 和幸
東レアローズ
2 高橋 健太郎
4 酒井 啓輔
9 富田 将馬
14 パダル・クリスティアン
17 小澤 宙輝
18 西本 圭吾
L
3 山口 拓海
サブメンバー
1 藤中 優斗
3 陳 龍海
8 柳田 将洋
11 袴谷 亮介
12 関田 誠大
L
17 本間 隆太
20 都築 仁
1 難波 尭弘
5 米山 裕太
6 手塚 大
L
7 峯村 雄大
8 真子 康佑
10 重藤 トビアス赳
16 上條 レイモンド
ジェイテクトSTINGS
4 福山 汰一
6 河東 祐大
7 柳澤 広平
9 村山 豪
10 ティネ・ウルナウト
14 西田 有志
L
21 高橋 和幸
東レアローズ
2 高橋 健太郎
4 酒井 啓輔
9 富田 将馬
14 パダル・クリスティアン
17 小澤 宙輝
18 西本 圭吾
L
3 山口 拓海
1 藤中 優斗
3 陳 龍海
8 柳田 将洋
11 袴谷 亮介
12 関田 誠大
L
17 本間 隆太
20 都築 仁
1 難波 尭弘
5 米山 裕太
6 手塚 大
L
7 峯村 雄大
8 真子 康佑
10 重藤 トビアス赳
16 上條 レイモンド
Coach Interview
Player's Comment
福山汰一
――試合を振り返って。
チームの状況がよくない中で、できる限りの準備をしてきました。連携を合わせる期間が短く、噛み合わない部分もあったと思います。明日はどうなるかわかりませんが、そこは修正して戦っていきたいと思います。
――その中で福山選手の役割は？
あまり深く考えず、やれることをやろうと思っていました。ただ、スパイクはあまりうまくいかなかったので、しっかりと修正したいと思います。
――明日に向けて。
負けは負けなのでこれはしっかりと受け止めて、明日のスタートから全員でいいパフォーマンスができるように、一人ひとりが準備をしてベストを尽くせるように頑張ります。
河東祐大
――今日はスタートから入りました。どんなことを意識しましたか？
秋田のホームゲーム以来のスタートになったのですが、精神的にプレッシャーを感じてしまいました。周りから「サポートするから思い切りやって」という言葉をいただいて、少し気持ちは楽になったのですが、勝てなくて悔しいです。
――どう気持ちを切り替えますか？
戦術の部分ではアナリストがいるので、選手としっかり話をして、あとは自分を含めて一人ひとりが明日に向けて準備をすること。精神的な部分での切り替えが必要なので、一人ひとりが意識して明日の試合に臨みたいと思います。
――このままでは終われません。
試合に出られるチャンスは少ないかもしれませんが、それをものにできるように日々練習をして、準備をしていきたいと思います。
ゲームレポート
終始ペースを握られ、東レにストレートで敗戦
苦しい戦いが続いている。「今週の練習に出ていたメンバーをスタートから出すことにしました」とファジャーニ監督。セッターはおよそ2カ月ぶりに河東がスタートから入った。アウトサイドヒッターは先週の堺戦に続いて柳澤。リベロの高橋がレセプション、ディグの両方を担った。緊張を伴う立ち上がりになったが、内容は決して悪くなかった。
ウルナウトがサーブで攻めると、福山、柳澤がブロックで何度も相手の攻撃を跳ね返した。最後は西田がフェイントをポトリ。長いラリーを制した。さらに西田が東レのパダルをシャットアウト。勢いに乗ったかに思われた。しかし、相手は試合巧者の東レだ。簡単には点を取らせてもらえない。西田が高い打点からスパイクを決めたが、攻撃のパターンがやや偏りはじめていた。
立ち上がりは硬さが見られたセッターの河東は落ち着きを取り戻していた。ウルナウトのバックアタックや村山のクイックで得点を重ねていく。しかし、攻撃の連携が噛み合わず3連続失点。2点のビハインドでテクニカルタイムアウトを迎えた。西田が気迫のこもったスパイクを決めて悪い流れを断ち切ったが、11−14となったところで柳田がコートに入った。
これで流れが変わった。柳田がレセプションを受ける。大きく逸れたボールを河東が懸命に返した。それを西田が相手コートの空いたスペースにうまく落とした。好プレーの連発でほしかった1点を獲得した。さらに柳田のバックアタックで1点差。福山が高さのあるクイックを決め、粘り強いプレーで東レを追う。柳田がサーブで攻め、つないだボールを西田のバックアタックで加点。相手のセットポイントも、ウルナウトのスパイク、柳田のバックアタックで2度しのいだ。23−25で敗れはしたが、内容は紙一重だった。
安定したプレーを披露したのがリベロの高橋だ。周りの選手と積極的にコミュニケーションを取り、冷静な試合運びを見せた。しかし、第2セットはミドルブロッカーの攻撃が機能せず、序盤でセッターを河東から関田にスイッチ。福山のクイックが決まり、徐々にリズムを取り戻す。柳田もサーブ、スパイクで流れに乗り切れないチームを援護射撃。しかし、スコアを覆すには序盤に開いた点差はあまりに大きく、18−25でこのセットを落とした。
柳田のサーブからはじまった第3セットは、西田の連続ブロックで2点を先行した。その後はサイドアウトの応酬。セッターの関田は、調子が上がってきたウルナウト、柳田にトスを集めた。しかし、互いにミスもあり、淡々と試合が進んでいく。村山が咆哮とともにクイックを決めて12−9。この試合初めてリードした状態でテクニカルタイムアウトを迎えた。
しかし、後半は一転、苦しい展開に。アンラッキーな失点もあり、12−12の同点に追いつかれた。福山のブロックなどで2点を返すものの、16−14から5連続失点。東レの高橋に柳田のバックアタック、福山のクイックが、パダルに西田のスパイクが立て続けに止められる。リリーフサーバーの袴谷を投入するが、流れを変えることができない。ウルナウトが決めて1点差に詰め寄るが万事休す。21−22から3点を連続で奪われ、ストレート負けを喫した。
痛い一敗だが、リーグ戦はまだ半分を折り返したばかり。上位進出の可能性は十分に残されている。大事なのは、思考をポジティブに切り替えること。ファイティングポーズを下ろすのはまだ早い。
ゲームレコード
アタック決定本数
10 points
8 柳田 将洋
10 points
14 西田 有志
6 points
10 ティネ・ウルナウト
アタック決定率
47.6 %
8 柳田 将洋
35.3 %
10 ティネ・ウルナウト
33.3 %
14 西田 有志
ブロック決定本数
3 本
4 福山 汰一
3 本
14 西田 有志
1 本
10 ティネ・ウルナウト
サービスエース
1 本
9 村山 豪
フェデリコ・ファジャーニ監督
――東レとは天皇杯の決勝以来の対戦です。
強豪チームで、ジャンプサーブを打つ選手が多くいます。いいミドルブロッカーがいて、いいバレーを展開してきました。自分たちは今週、いつものメンバーで練習できなかったことで、コート内でうまく連携が取れていませんでした。特に攻撃面の数字が悪かったです。
――サーブも機能しませんでした。
そうですね。明日は新たな試合が待っているので、しっかりと切り替えて臨みたいと思います。
――どのようにマインドを切り替えますか？
まずは明日の試合に向けて切り替えること。あとは最後まで諦めない精神でプレーすることです。選手たちにも話したのですが、今週は難しい状況でありながら、その中でも序盤はいいプレーができたと思います。